今話題の「ESG」という投資テーマについて、ご紹介したいと思います😊🌿
そもそもESG投資とは?
そもそもESG投資とは、
- E=environment(環境)🍀
- S=society(社会)👨👩👧👦
- G=governance(企業統治)🌈
という観点から、投資対象を評価、選定する投資手法のことです。地球環境や社会に貢献しているか、ガバナンス強化に取り組んでいるかといった観点から企業は評価される、また逆も然りというわけです。
コロナによって、企業業績や景気回復の見通しなど、短期的な予測をするのが、難しい環境下になっています。その中で、ESG投資は長期的な視点から不可逆的な成長が見込める分野として、改めて注目されています。
世界に見られるESG投資の例
ESG投資は、欧米を中心に拡大しており、欧州ではほぼ運用残高の半分を占めています。
アメリカでも、世界最大の資産運用大手ブラックロックは、ESGに貢献していない企業には投資をしない、という方針も視野に入れているくらい普及しています。
日本においては、3年で投資額が6倍になるなど、徐々に普及していますが、割合的にはまだまだ伸びしろがありそうです。GPIFが積極的に動いています😙
ここで世界企業に見られる、実際のESG取り組み事例をご紹介します😉
代表的なところとして、みんな大好きGAFA!!ESG分野でも主役級の取り組みをしています👀❤
特に再生可能エネルギーへの投資が拡大しており、これはデータセンターで大量の電力消費をするため、その発電コストを下げようという狙いもあるよう。
なかでもAPPLはその取り組みにおいて抜きんでています。まず環境面(E)では、すでに事業の100%に再生可能エネルギーを使い、かつ自身のサプライチェーンにも再生可能エネルギー導入企業を積極的に起用しています。2030年までには、アップル全製品の生産過程で排出されるCO2をゼロにする、いわゆるカーボンニュートラルの実現を宣言しています。また、社会面(S)においても、アメリカでの黒人人種差別問題を受けてすぐに、黒人コミュニティに約1億ドル予算を投じると発表するなど人権問題にも積極的に取り組んでいます。
他の企業としては、すでに風力発電事業を行うバークシャーですが、米大手電力会社から天然ガス事業を買収する動きがありましたね。ここから、バフェット氏もESGに着目しているということが分かります。
GSやJPMも、石炭産業への融資をやめ、再生エネルギーへの投入する方針です。
ESG投資は儲かる?
GPIFによると、選定したESG指数のパフォーマンスは、3年間で市場平均を上回る結果となっています。これは割と短期目線ですが、ESG投資はもっと長期目線で行うものなので、これからも注目です👀💚
企業にとっても、ESGに積極的に貢献することで、消費者および投資家からのさらなる信頼獲得・ブランド力の向上が期待でき、需要拡大も期待できる。さらには、長期目線のESGの取り組みが評価されて、長期の安定した資金調達も可能になることが期待できます😊💚
また、先に述べたブラックロックやAPPLのサプライヤーの話からも、ESGに消極的な企業は市場から淘汰される可能性も否定できないですよね。この先ESGなしには、企業の大きな成長は無いかもしれません。
こういった意味でも、ESG投資は長期的にリターンに結び付くと言えるでしょう。
ESG銘柄紹介
主要ESG銘柄です!おなじみの企業ばかりですが、ESGの観点からみると新しい発見があるかもしれません😊
≪国内株式≫
- 7203 トヨタ
- 6758 ソニー
- 6861 キーエンス
- 9433 KDDI
- 7974 任天堂
- 4063 信越化学工業
- 6098 リクルートHD
- 2502 アサヒグループHD
- 5857 アサヒHD
- 6594 日本電産
- 8001 伊藤忠商事
- 4568 第一三共
- 4661 オリエンタルランド
- 6752 パナソニック …
≪外国株式≫
- GOOGL
- APPL
- FB
- AMZN
- MSFT
- NEE
- BRK
- CRM
- ACN
- ADBE
- NVDA
- BLK
- MMM
- HD …
以上、今日はESG投資についてでした🌿
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